各分野の専門家をお迎えして開催する今回のシンポジウムでは、そうした現在の日本が抱える雇用制度の問題点について議論し、皆さんと一緒に考えていきたいと思います。たくさんの方のご参加をお待ちしております。
題 名 シンポジウム「考えよう、若者の雇用と未来」
日 時 10月5日(日)開場18:00 開始18:30 〜終了21:00
会 場 千駄ヶ谷区民会館(集会場)
出 演 雨宮処凛さん(作家)
樋口明彦さん(社会学者)
城繁幸さん(経営コンサルタント)
竹信三恵子さん(朝日新聞記者)
梶屋大輔さん(グッドウィルユニオン委員長)
他
参加費 カンパ制(任意)
主 催 氷河期世代ユニオン
協 力 市民社会フォーラム
※お問い合わせはkojima.tetsuya(あっとまーく)gmail.com(小島)
《千駄ヶ谷区民会館》
東京都渋谷区神宮前1−1−10
電話:03ー3402ー7854
交通:JR山手線 原宿駅より徒歩6分、地下鉄千代田線 明治神宮前駅より徒歩8分
地図:http://map.yahoo.co.jp/pl?type=scroll&lat=35.67083278&lon=139.70986694&sc=5&mode=map&pointer=on
ご参加&コメントありがとうございます。s.takada様と同様のご意見は数多く寄せられておりますが、それと同程度の「支持する」というご意見もいただいており、主催者側としましても非常に困惑しているところであります。もしよろしければ城さんのブログに直接コメントをいただいて、発言の真意についてご確認をされてみてはいかがでしょう?
雨宮さん執拗に非難中傷する メカ紳士 なる凶暴なネット右翼がおります。
先日の麻生邸ツアー不当逮捕についても、「全員射殺せよ」などと過激な発言を繰り返し、
逮捕者の人格を損なう発言も行った上、2chで、警察への通報を呼びかけた首謀者としても知られ、
リアル行動でも、長野の聖火リレーで中国人留学生に対して実力行使をした武闘派としても有名で、
日韓併合を「朝鮮に文明をもたらした」と肯定し、従軍慰安婦につきましては「金がほしくて自分からやった」
などと歪んだ歴史観を吹聴しており、肺がんで亡くなった筑紫哲也氏については、その死を祝い、死者を冒涜する
発言をしております。
雨宮さんに対してはmixi上で、「肉便器」「メスゴリラ」など他には、ここでは書けないような女性として
辱める発言を繰り返しております。
このような発言は人として許されるものではなく、雨宮さんの名誉を守るためにも、
反貧困ネットワークを中心とする関係者の方で、mixiに入っておられる方は、
監視とともに抗議のメッセージ、コメントで反撃していただければと思います。
右翼やってて楽しかったこと・・・
http://hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/sisou/1214998086/
しかし、これはまったくのデタラメです。
ボリュームの点からは日本で一番おおきな格差である中高年正社員と若年非正規社員の格差は、実は市場原理が働かないから引き起こされているのです。
そして、それは日本経済の活力を奪い社会問題にもなっています。
日本の労働市場の一番の問題は同一労働同一賃金と言うマーケットメカニズムから見れば極めて当然のことが実現していないことです。
大企業の正社員があまりにもガチガチに法律で保護されているから、経営者はダメな正社員の給料を減らすことも首にすることもできません。
そのシワ寄せが派遣社員のような非正規労働者にすべて押し付けられているのです。
そして、最近の派遣社員の大量解雇に伴い、会社が社員を解雇できないようにますます規制を強くしようとする意見があります。
これこそ本当に欺瞞に満ち溢れた間違った考え方です。
そんなことしたら大企業はますます日本での正社員の雇用を抑制して、国内の空洞化を加速させるだけです。
その結果、派遣社員よりも何倍も悲惨な失業者が日本にあふれかえるのです。
そもそも派遣社員と言うこの日本で問題になっている雇用形態は、コストの面で見れば企業にとってそんなにいいものではありません。
なぜなら派遣会社にかなりピンはねされからです。
手取り20万円の派遣社員を雇うのに企業は50万円ぐらい負担しないといけません。
ピンはね分が高いからです。
それでもなぜ派遣社員を使うかと言うと景気が悪くなったときに簡単に解雇できるからです。
企業は派遣社員を使うことによって人件費を変動費にすることが出来るのです。
そのためには少々割高な費用も割に合うわけです。
しかし、派遣社員にとってはたまったものではありません。
景気が悪くなったら雇用調整に使われるし、普段は派遣会社に給料はピンはねされて自分の手取りは安いままだからです。
それでは派遣社員を法律で禁止したらどうなるでしょうか?
会社はますます正社員の採用を躊躇するようになります。
ダメな人を雇っても解雇できないなら莫大なコストになります。
そして法律が変更されて派遣社員が禁止されたり派遣社員の雇用規制が始まる前に、派遣社員の駆け込み解雇が行われるでしょう。
その結果、派遣社員はその何倍も悲惨な失業者になります。
会社は正社員の採用に慎重になるので、今いる少数の正社員で仕事を回すことになります。
すると社会は忙しすぎて死にそうな正社員と、貧しくて死にそうな失業者に二分されていくのです。
経済にとってこんなに効率の悪いことはありません。
だから派遣社員を規制しても何も問題は解決しません。
正規社員も含めて日本の雇用を流動化させることが極めて大切なのです。
「給料の何か月分払えば会社都合で解雇できる」みたいな分かりやすいルールを法制化して、解雇された正社員の失業保険や職業訓練などのセーフティーネットを手厚くするのが急務なのです。
しかし、こんなまともな意見はなかなかテレビや新聞から聞くことは出来ません。
なぜなら大手マスコミのサラリーマンがこの社会の歪みから最も大きな恩恵を受けている人たちだからです。